なりわい塾 基礎編を終えて
真庭なりわい塾で学んで、変化したこと。
Contents
「はじめは憧れから」
月一ペースで通う中和の環境に何も意識せず感じたままの風景や水や空気で癒されていった。こんな環境で暮らしたいと単純に思った。
景色の歴史、住む人の想い、集落のしきたりや祭り、食と農、山や森、コミュニティとつとめ、様々なテーマで学んでいくうちに、全ては繋がっていて私たち一人一人の生活や社会との関わりかたが、地球全体に様々な影響を与えているということ、物事や人と人の間の関係性について考えるようになった。
「みんなが必死で生きている。」
どの世代のどの地域に住む人も、「自分たち」の暮らしを豊かにしたいという願いに変わりはなかった。ただ、技術の進歩や社会の交流の範囲が大きくなるに連れてその影響力が大きくなりすぎてしまい、もはや「自分たち」だけでは、済まされなくなってしまったんじゃないでしょうか。
新しいとか古いとかではなく、「本当に必要な」もの、ことを選んでいく必要がある。
先の世の中を生きてきた知恵や伝承にヒントがある。
「個」と「公」をつなぐ「共」
「個」が強調されたことで、社会の中で価値を表すものが経済に特化され、見えないものやことの関係性が、薄くなってしまったのではないか。
「個」が「公」と関わる「共」が少なくなることで、無縁社会となって「生きづらさ」が増してしまった。
自立しながらも地域やコミュニティとのつながりを取り戻していく。そんな活動がこれから必要になっていく。
X年後の自分を想像する。
「生活の自給力を高める。」
生活の自給力を高めて、衣食住の手仕事を増やし、できることを楽しんでいる。 体を動かすことで、頭も冴えて感覚が鍛えられている。どこで暮らしても生活できる力を得ている。
消費するだけでなく、生産することへのシフトチェンジをする。
「生きていく事がなりわいになる。」
心と体に優しく、生きていくことで健康になる豊かな生活を実践することで、それが誰かのためになる「なりわい」になっている。
「自分の暮らしや実践がつながりを生み出している。」
田舎に拠点を持ち、家族や仲間と田畑で食べ物を作りながら生活し、暮らしを見直すきっかけを探している都会の人たちとの橋渡しをしている。
そのためのはじめの一歩
咋年に引き続き市民菜園の畑を計画的に育てることにチャレンジ。農家さんの手伝いをして農業も積極的に学ぶ機会を持つ。
小さななりわいを初めてみることで、知識や経験の交換、シェアの機会を持って成長に繋げる。イメージを持てるように実践の体験を増やす。
同じ志で活動している人たち積極的に交流を持ち、活動を具体的にしていく。
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